国民体育大会(国体)とは
国民体育大会(国体)は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力向上を図り、併せて地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにすることを目的として、毎年開催されている国内最大のスポーツの祭典です。
国体は正式競技の男女総合成績第1位の都道府県に“天皇杯”を、女子総合成績第1位の都道府県に“皇后杯”を授与する都道府県対抗により行われます。
国体で実施する競技は、「正式競技」のほか、「特別競技」、「公開競技」、開催都道府県民を参加対象とする「デモンストレーションスポーツ」があります。
国民体育大会(国体)の歴史
国体は、戦後の荒廃と混乱の中で、スポーツを通して国民に勇気と希望を与えようと、昭和21年(1946年)に京都府を中心とした京阪神地区で第1回大会が開催されました。
以来、各都道府県の持ち回り開催となり、国内最大のスポーツの祭典として、歴史的、文化的に国民スポーツの普及や競技者・指導者の育成、スポーツ施設の整備、スポーツ組織の充実など、スポーツ振興体制の確立とスポーツ文化の形成に貢献してきました。
国民体育大会マーク

燃ゆる感動かごしま国体の概要
平成29年7月18日に開催された公益財団法人日本体育協会(現、日本スポーツ協会)理事会において、平成32年(2020年)第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の開催が正式に決定しました。
鹿児島県での国体開催は、昭和47年の「第27回国民体育大会(太陽国体)」以来、実に48年ぶりで東京オリンピック・パラリンピックと同年の開催となり、国民のスポーツに対する関心が一層の高まりを見せる中で迎えることとなります。
「燃ゆる感動かごしま国体」には、全国各地から多くの選手や観客が訪れます。県民総参加(オール鹿児島)のもと、温かいおもてなしで素晴らしい国体になるよう、みんなで盛り上げていきましょう。
実施競技
第75回国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)では、正式競技(37競技)、特別競技(1競技)、公開競技(5競技)、デモンストレーションスポーツ(36競技)が実施されます。

名称

大会愛称

世界有数の活火山である桜島や明治維新を成し遂げた偉人に象徴される熱く情熱的な鹿児島。
アスリート達の熱気あふれるパフォーマンスや県民の心のこもったおもてなしが、熱く燃えるような感動を呼び起こす国体を目指します。
大会スローガン

熱戦を繰り広げるアスリート達の熱い鼓動と会場に響きわたる歓声が、鹿児島から南の風に乗って全国に広がってほしいという思いを込めています。
開始年・時期
令和2年(2020年)10月3日(土)~10月13日(火)※ 令和2年秋の開催はありません。
※正式競技については、国体会期前に開催される競技があります。
※公開競技及びデモンストレーションスポーツは、2020年4月1日から国体会期終了までに実施します。
主催者
公益財団法人日本スポーツ協会、文部科学省、鹿児島県
マスコットキャラクター

燃ゆる感動かごしま国体マスコットキャラクターの「ぐりぶーファミリー」です。「ぐりぶー」と「さくら」夫婦に加え、7人の子どもたちが一致団結して、燃ゆる感動かごしま国体を盛り上げます!
イメージソング
ゆめ~KIBAIYANSE~
作詞・作曲 辛島美登里 / 編曲 NAOKI-T